【社内調整のストレス】だれも教えてくれない社内調整のコツ9選

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社内調整のストレス-コツ9選
リーマン17(イチナナ)
うつ状態から生還し、今はふつうの生活をありがたく生きている「リーマン17(イチナナ)」です。

いちばんキツい時期はまさに四面楚歌。
絶対絶命。八方ふさがり。

会社員約20年、現在は情シス在籍。
仕事に悩むあなたに、ストレスから抜け出すための情報をお届けします。

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  • 根回しなんて非合理的でくだらない
  • 社内調整は時間の無駄
  • いつも意見が食い違って結論が出ない
  • みんな好き勝手な意見でまとまらない

・・・社内調整にはうんざりしますよね。

でも、残念ながら会社員である限り、社内調整から逃れられません。

私も、会社員として20年、くだらない社内調整に多くの時間を費やしました。

関係部署と揉めてストレスは限界。

それでも仕事を進めるため、何度も何度も打ち合わせを繰り返し、コツを身に付けました。

この記事では、社内調整にストレスを感じるあなたに向け、社内調整のコツをご紹介
実践できれば、揉め事が減り、ストレス無く調整が進められるようになりますよ。

リーマン17

私が血の涙を流しながら会得したコツです。(笑)
正直、有料級ですが、
社内調整に苦労するあなたの手助けにと公開します。

まずは結論。社内調整のコツはこちらです。

社内調整のコツ9選
  • 返報性の法則を使う
  • 根回しをする
  • 感情をコントロールする
  • 人の数だけ正義があることを理解する
  • キーマンを相手にする
  • ストーリーで語る
  • 相手の利害を考え落としどころを探る
  • 複数の手段を構える
  • 上司を使う
タップできる目次

1.【社内調整のストレス】社内調整の必要性

社内調整

会社では、日々、社内調整が生まれます。

そもそも、このくだらない仕事が消えれば楽ですが、仕組み的にあり得ません。

社内調整のストレスから逃れるには、自分が変わるしかありません。(涙)

1-1.【社内調整のストレス】会社から社内調整は無くならない

まず、大切な前提です。
社内調整は絶対に無くなりません

会社は各種機能に特化した部門組織の集合体。
社長ひとりでは事業運営できません。

特に上場企業は株主への説明責任を持つため、合理的な決議プロセス(議論の足跡)が必要。
誰かひとりの思い付きでは、物事を決められません。

さらに、会社組織の構造的に、利害対立(コンフリクト)が必ず発生します。

コンフリクトの構造

例えば、新サービス開発部門は、短期間多機能の新サービス開発を目指します。
一方、システム開発部門は、十分な期間を確保し、必要最低限の機能でシステム開発をしたい と利害が対立します。

各部門の使命が違うのです。

仕事を進めるには、この利害解消が必要。
部門間で調整するしかありません。

大前提として、会社組織に属する限り、調整業務からは逃れられないのです。

1-2.【社内調整のストレス】社内調整をサボることによる悲劇

「社内調整は時間の無駄、くだらない仕事」と調整をサボると、あとで「オレは聞いてないおじさん」にちゃぶ台返しをくらいます。
ゴール直前で振り出しに戻る。そのストレスは計り知れません。

あとで苦しむのは自分です。

急がば回れ。
ストレスから逃れるには、自分が変わり、スムーズに社内調整を進めるしか道はないのです。

2.【社内調整のコツ】社内調整のコツ9選

社内調整のコツ

私が胃薬を飲みながら身に付けたコツを共有します。
きっと役に立つはずです。

リーマン17

さぁ、社内調整のコツを見ていきましょう!

社内調整のコツ9選
  • 返報性の法則を使う
  • 根回しをする
  • 感情をコントロールする
  • 人の数だけ正義があることを理解する
  • キーマンを相手にする
  • ストーリーで語る
  • 相手の利害を考え落としどころを探る
  • 複数の手段を構える
  • 上司を使う

2-1.【社内調整のコツ】返報性の法則を使う

仲の良い上司や先輩、お世話になっている人からの頼まれごとは断れないですよね?

返報性の法則
人間は「何かを受け取る」と「お返しをしないと後ろめたい」と心理が働きます。 

この法則は社内調整でも使えます。
普段、他部署から仕事を頼まれたり、相談を受けた時には、できるだけ相手の役に立つよう対応しましょう。

調整業務は、その案件の調整を始める前から始まっているのです。

普段から周りに恩を売っておくことで調整がしやすくなりますよ。

2-2.【社内調整のコツ】根回しをする

“根回し=くだらない”そう思っていました。

ただ悲しいことに、オフィシャルな場で、いきなり合意を得ようとすると必ず揉めます

”根回し”にはネガティブな印象がありますが、調整、関係者の規模が大きいほど根回しが肝

調整の難易度は、この式で説明できます。
調整の難易度=論点の数×関係者の数

各論点に、各関係者が、自分の立場で意見すれば、議論は複雑化します。

そして、関係者が多ければ必ず出る反対意見
ひとつ反対意見が出れば、他の関係者もその意見に同調します。もはや軌道修正は不可能です。

この問題に効果を発揮するのが根回し

事前に、各関係者と個別に会話しましょう。
論点の数、関係者を絞ることで、調整の難度が下がります。
先に大枠の賛同を得るのです。

その結果、オフィシャルな場での反対意見を防げます。

2-3.感情をコントロールする

以前の私は、相手からの否定的な意見に、感情的になることもありました。

リーマン17

それを言うならそっちだって・・・!

でも、こちらが感情的になれば終わり
はじまるのは、”議論でなく喧嘩“です。

仮に相手が感情的でも自分は冷静に
これが調整の土台です。

2-4.【社内調整のコツ】人の数だけ正義があることを理解する

  • 自分が正しいはず
  • なぜこちらの主張を理解してくれないのか

こう思うこともありますよね。

・・・実は、相手も同じことを思っていて、自分が正義だと思っています。
人の数だけ正義があるのです。

世界では戦争・紛争が絶えません。それぞれ自国が正義だと思っています。

調整も同じ

真っ向から衝突すれば対立します。
そうなれば調整はまとまりません。

相手には相手の正義がある。これを認めると争いを避けられます。

2-5.【社内調整のコツ】キーマンを相手にする

これは私の失敗談です。

ある案件で社内調整が必要になりました。

調整先の部署には、知り合いのAさんがいました。
そして、話のしやすいAさんと調整を始めます。

Aさんは人柄も良く協力的。
順調に調整は進みました。

ところが、終局でAさんが言います。

部内で承認が得られなくて・・・・・・

リーマン17

そんな今さら・・・・・・

事情を聴くと、部内のBさん(発言力の大きいメンバー)が反対していました。

Bさんも知り合いでしたが、頭の切れる面倒なタイプ。
Bさんを避けながら調整していました。

反省しました。
基本的に力を持つ人は面倒なもの

サボればあとで痛い目をみます。
はじめからキーマンを相手に調整しましょう。

2-6.【社内調整のコツ】ストーリーで語る

人間は論理だけでは動きません。相手の感情を動かす必要があります。

論理的に正しい説明をしても、

  • なぜかケンカごしで反論される。
  • 抽象的な否定をされ、まったく動いてくれない。

こんな経験はありませんか?

人間、最後は感情で動きます。
相手の感情を動かすには物語が必要です。

詳しく知りたい方はこちらの記事も参考にご覧ください。

2-7.【社内調整のコツ】相手の利害を考え落としどころを探る

私は、すこし前まで「主張を勝ち取る」ことがゴール。
そう思いながら調整していました。

しかし、このマインドで臨むと必ず失敗します。

間違っても相手を論破などしてはいけません。
禍根を残すだけ。

こんな大切なこと。なぜ誰も教えてくれなかったのでしょう・・・
おかげで、私はいつも血まみれでした。

調整の目的は「仕事を前に進めること」
調整とは「物事を進めることで生まれる関係者の利害を調整すること」です。

例えば、これは私の体験談です。

リーマン17

この機能はコストと見合わないので、実装できないですね。

イヤイヤ困ります。
なんとかしてくださいよ。

話は平行線で結論は出ません。

会議後に、調整先の部署の知り合いに個別に事情を聴きます。

調整先の本音は、“部長への再説明(承認のとりなおし)が面倒“でした。

その後、”私が部長に説明することを提案”し、あっさり合意を得ました。

調整は、相手の言い分を聞き、相手が重要視する利害を解消すれば道が開けます。

システム開発とは関係ない気がしますが、この調整が進まなければシステムは完成しません。
これが社内調整です。

相手の利害(相手の立場)を考える重要性は、この記事をご覧ください。

2-8.【社内調整のコツ】複数の手段を構える

ひとつの案しかないと、あとに引けません。退路が断たれた状態です。

この状態では、まず失敗します。
なぜなら、自分の案を押し通そうと戦ってしまうから。

戦いをすれば、相手も応戦します。

社内調整では、全ての要求を通せない場合もあります。
むしろ、その方が多いです。

A案、B案、C案、複数の案を構え、相手側の要求をどこまで飲めるか、その判断ポイントを持つことが大切です。

2-9.【社内調整のコツ】上司を使う

会社によりますが、1つ上の役職を相手にした調整はできます。
役職の差が2つ以上になると調整困難になります。

自分の役職相手の役職調整の難度
メンバー係長
(1レイヤ差)
調整可能
メンバー課長
(2レイヤ差)
調整困難

もはや土俵が違います。
迷わずに上司を使いましょう。

  • 打ち合わせに同席してもらう
  • 事前に調整先の上司と根回ししてもらう

手に負える範囲を超えたら上司に頼る。
社内調整を進めるには大切なことです。

3.これらのコツを実践してもどうにもならない場合

個人の努力ではどうにもならないケースもあります。

  • 感情的な人間ばかりでまったく議論にならない
  • そもそも論理が通じず会話が成り立たない

この場合は、どんな努力をしようが状況は変わりません。
会社、変えた方が良いかもです。

・・・簡単に言うなよ

そんな心の声が聞こえました。
ですよね。

そう思ったあなたこそ、こちらの記事も参考にしてみてください。
今までと違う価値観が得られるかもしれません。


また、調整もつらいし、仕事が嫌すぎる方には、こちらの記事をお勧めします。

4.まとめ

社内調整は本当に難しい仕事です。
正直、いまでも、調整業務はくだらないと思うし、嫌いな仕事です。

でも、会社員である限り、ストレスから逃れるには、自分が何とかするしかありません。(涙)

このコツで社内調整の揉め事が減り、打ち合わせ前のあなたの胃痛が和らげば嬉しいです。

社内調整のコツ9選
  1. 返報性の法則を使う
  2. 根回しをする
  3. 感情をコントロールする
  4. 人の数だけ正義があることを理解する
  5. キーマンを相手にする
  6. ストーリーで語る
  7. 相手の利害を考え落としどころを探る
  8. 複数の手段を構える
  9. 上司を使う

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うつ状態から生還し、今はふつうの生活をありがたく生きている「リーマン17(イチナナ)」です。

いちばんキツい時期はまさに四面楚歌。
絶対絶命。八方ふさがり。

会社員約20年、現在は情シス在籍。
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