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- 人前で堂々と話せる人がうらやましい
- 大勢の前だと緊張してうまく話せない
- 明日の会議やプレゼンに緊張して眠れない
緊張で心臓がバクバクの私に対し、あの人はなぜ平気な顔で話せるのか。
今回は人前で堂々と「話せる人」と、緊張して「話せない人」の違いを7選にまとめました。
あの人のように堂々と。
コミュ障の私が、何度も何度も腹痛をのりこえながら見つけた共通点。
会議前の緊張とオサラバするヒントになるはずです。
人間は、基本的には恐怖や不安から逃れようとするようにプログラムされています。生命の危険を察知すると、わざと筋肉を硬直させたり、心拍数を上げたりして(ドキっとさせて)、身体に「逃げろ!」と命令をするわけです。
本番になるとなぜ”あがる”?スポーツ心理学で解き明かす緊張のメカニズム|日本大学スポーツ科学部
~「怖い」「失敗したらどうしよう」と言った感情を持ってしまうと、自らの生命を守るために自然と出てくる、いわば免疫システムの一種なのです。
肝(トリガー)は2つの感情です。
- 「怖い」
- 「失敗したらどうしよう」
1.人前で堂々と「話せる人」と、緊張して「話せない人」の違い1|話す目的の違い
人前で堂々と「話せる人」と、緊張して「話せない人」は、“目的意識”が違います。
1-1. 緊張して話せない人はうまく話そうとする
「うまく話そう」と考える人は緊張します。
なぜなら、自分の説明のクオリティに意識が集中するから。
その裏にはこんな思いがあります。
- 恥をかいたらどうしよう
- へただと言われなくない
- うまいと褒められたい
むかしの私は、失敗したくない一心で、初めてのプレゼンに台本を丸暗記して臨みました。
本番では緊張で言葉に詰まり、頭が真っ白に。
いま思い出しても震えます。
うまく話そうとすれば失敗を怖れ、緊張します。
1-2. 人前で堂々と話せる人はわかってもらおうとする
「わかってもらおう」と話す人は堂々としています。なぜなら、説明の完成度より聞き手の理解に意識を向けるから。
聞き手の表情や反応を観察し、伝わっていなければ、補足説明したり、言葉を置き換えたり、柔軟に説明します。
発表ではなく会話に近いイメージです。
たとえば、日常生活の雑談で、アレを言わなきゃコレを言わなきゃと、緊張しませんよね。
2. 人前で堂々と「話せる人」と、緊張して「話せない人」の違い2|聞き手との関係の違い
人前で堂々と「話せる人」と、緊張して「話せない人」は、“聞き手との関係性”が違います。
2-1. 緊張して話せない人は聞き手を敵だと思っている
緊張する人は、聞き手を「敵」だと思っています。
- 「失敗して責められたらどうしよう」
- 「批判されたらどうしよう」
聞き手全員が敵なら、まさに針の筵(はりのむしろ)。
聞き手からの攻撃を怖れ、緊張します。
2-2. 人前で堂々と話せる人は聞き手を仲間だと思っている
緊張しない人は、聞き手を「仲間」だと思っています。
聞き手はパートナーであり、理解者であり、利害をともにした共同体。
実際に、私も聞き手を仲間だと思うと、安心して話せるようになりました。
3. 人前で堂々と「話せる人」と、緊張して「話せない人」の違い3|自分への寛容さの違い
人前で堂々と「話せる人」と、緊張して「話せない人」は、“自分への寛容さ”が違います。
3-1. 緊張して話せない人は自分に厳しい
緊張する人は、すこしのミスでも自分を責める傾向です。
- もっとこう説明すればよかった
- 言葉につまってしまった
- 質問に答えられなかった
自分に厳しいがゆえに失敗を恐れ、緊張します。
3-2. 人前で堂々と話せる人は自分に寛容
堂々と話せる人は自分のミスに寛容です。
思い通りに話せなくても、聞き手が理解できたなら気にしません。
もしも説明が伝わらなかったとしても、学びの機会と捉え、次に活かします。
4. 人前で堂々と「話せる人」と、緊張して「話せない人」の違い4|承認欲求の違い
人前で堂々と「話せる人」と、緊張して「話せない人」は、“承認欲求”が違います。
4-1. 緊張して話せない人は他人の目を気にする
緊張する人は、他人の目を気にします。
「みんなにどう思われるか」が頭から離れず話に集中できません。
必要以上に他人の目を怖れ、緊張します。
4-5. 人前で堂々と話せる人は他人の目を気にしない
堂々と話せる人は他人の目を気にしません。
重要なのは「みんなにどう思われるか」でなく「みんなが理解したか」。
自分のことは自分が認めています。
5. 人前で堂々と「話せる人」と、緊張して「話せない人」の違い5|自信の違い
人前で堂々と「話せる人」と、緊張して「話せない人」は、“自信”が違います。
5-1. 緊張して話せない人は自分を信じられない
緊張する人は、自分を信じていません。
話す内容に限らず、自分の能力や存在価値そのものを疑います。
「自分なんて」「きっとうまく説明できない」と思い失敗を怖れ、緊張します。
5-2. 人前で堂々と話せる人は自分を信じている
堂々と話せる人は自分を信じています。
「自分なら話せる」「きっとわかってもらえる」
そう信じれば、怖いものはありません。
6. 人前で堂々と「話せる人」と、緊張して「話せない人」の違い6|話す内容理解の違い
人前で堂々と「話せる人」と、緊張して「話せない人」は、“話す内容の理解”が違います。
6-1. 緊張して話せない人は話す内容がまとまってない
緊張する人は、話す内容を理解していなかったり、どう話すかまとまってなかったりします。
- どうやって話せばよいだろう
- ここってどういう意味だろう
- 難しい質問をされたらどうしよう
うまく説明できない未来を想像し、緊張します。
6-2. 人前で堂々と話せる人は話す内容が腹に落ちている
堂々と話せる人は、話す内容が自分の腹に落ちています。
自分が語るべきことを深く理解し、裏付けがあるからこそ、自信をもって話せます。
たとえば、自己紹介を例にするとわかります。
趣味や今後の抱負を語れと言われると「何を話そう・・・」と緊張します。
でも、名前を言うだけなら緊張しません。
さすがの私も名前は正しく言えます。(当たり前)
話すテーマの理解が自分を支えます。
7. 人前で堂々と「話せる人」と、緊張して「話せない人」の違い7|経験の違い
人前で堂々と「話せる人」と、緊張して「話せない人」は、“経験”が違います。
7-1. 緊張して話せない人は人前で話す経験が少ない
緊張する人は、人前で話す経験が少ないです。
研修や会議、発言の機会を避けていませんか?私は逃げてきました。イヤだから。(ダメ人間)
でも、人は経験を積むから学習します。
経験が少ないと、
- なにが起こるか
- どう考えればよいか
- どう話せばよいか
わからず、不安が大きくなります。
7-2. 人前で堂々と話せる人は話すことに慣れている
堂々と話せる人は、場数を踏んでいます。
実際に私も、人前で説明の機会が増えると、回を重ねるたびに緊張が和らぎました。
8.人前で堂々と「話せる人」と、緊張して「話せない人」の違いまとめ
緊張は生理現象です。
でも、不快な思いは少しでも減らしたいですよね。
この人前で堂々と話せる人との違いが克服のヒント。
いっしょに、腹痛のない毎日を目指しましょう。
人前で堂々と「話せる人」と緊張して「話せない人」の違い7選
- 1.話す目的の違い
緊張して話せない人はうまく話そうとする
人前で堂々と話せる人はわかってもらおうとする - 2.聞き手との関係の違い
緊張して話せない人は聞き手を敵だと思っている
人前で堂々と話せる人は聞き手を仲間だと思っている - 3.自分への寛容さの違い
緊張して話せない人は自分に厳しい
人前で堂々と話せる人は自分に寛容 - 4.承認欲求の違い
緊張して話せない人は他人の目を気にする
人前で堂々と話せる人は他人の目を気にしない - 5.自信の違い
緊張して話せない人は自分を信じられない
人前で堂々と話せる人は自分を信じている - 6.話す内容理解の違い
緊張して話せない人は話す内容がまとまってない
人前で堂々と話せる人は話す内容が腹に落ちている - 7.経験の違い
緊張して話せない人は人前で話す経験が少ない
人前で堂々と話せる人は話すことに慣れている
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