【資料作成に向いてない】過去の自分に教えたいパワポの作り方6ステップ

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資料作成が向いてない
リーマン17(イチナナ)
うつ状態から生還し、今はふつうの生活をありがたく生きている「リーマン17(イチナナ)」です。

いちばんキツい時期はまさに四面楚歌。
絶対絶命。八方ふさがり。

会社員約20年、現在は情シス在籍。
仕事に悩むあなたに、ストレスから抜け出すための情報をお届けします。

もし、一瞬でも気になると思ったら、"お気に入り"登録してもらえると嬉しいです。
  • 資料をどう作れば良いかわからない
  • パワポ資料の作成が苦手
  • よく考えて資料を作れと言われる
  • 資料作成に時間がかかり残業まみれ

サラリーマンが避けては通れないパワポ資料の作成。

リーマン17

資料作りが苦手すぎて、資料作成に向いてないのだと思いました・・・
でも不思議に思いません?
そもそも、誰もつくり方を教えてくれませんよね。

見よう見まねで時間をかけて作った資料。
ところが「何を言いたいの?」やり直し

この不毛な作業から解放されたくないですか?

私は会社員として20年、山ほど資料を作りました。
とくに情シスでは、複雑怪奇なシステムを経営層や事業部門(ユーザ部門)に伝えるため、工夫を凝らしました。

この記事では、私の経験をもとにパワポ資料の作り方を6ステップにまとめました。

正直、過去の自分に教えてあげたい内容ですが、それは叶いません。
その代わり、過去の私と同じ苦労をしているあなたにお届けします。

控えめに言って有料級の内容。ぜひご覧ください。

まず結論。
こちらが、伝わる資料づくりの6ステップです。

パワポ資料をつくる6つのステップ
  • 資料の目的を考える
  • 相手の事情を考える
  • 資料全体のストーリーを考える
  • 上司のレビューを受ける
  • 各スライドのラフスケッチを描く
  • パワポで作成する
タップできる目次

1.【資料作成・向いてない】資料作成が苦手な理由

資料作成が苦手な理由

資料作成が苦手な人には共通点があります。
(と言うより過去の私です)

1-1.資料の目的を考えずにつくり始める

いきなりパワポを立ち上げていませんか?
資料が作れない人は漏れなくそうです。←勝手な決めつけかもですが、たぶん合ってます。

目的を練らずにつくり始めると、絶対に失敗します。

  • 情報に過不足があり結論がわからない
  • 話が散らかりまとまらない
  • 装飾にこだわり始めて終わらない

1-2.聞き手の立場を考えずにつくり始める

伝わらない資料をつくる人は、相手がどう受け取るかを考えていません。
資料が自己中心的です。

その資料では伝わりません。

リーマン17

はい、過去の私は自己中of自己中でした。

1-3.資料の全体構成を考えずにつくり始める

わかりにくい資料にはストーリーがありません。

こんな資料では100回説明されてもわかりません。

  • 点の情報を並べただけ
  • 論理が飛躍している
  • 論点が散らかり支離滅裂

以下のように、資料全体の構成を考えることが大切です。

  • 誰に
  • 何を
  • どのように
  • どんな順番で

1-4.スライド構成の基本を知らない

  • 空きスペースに雰囲気でアイコンを挿入
  • メッセージを明確にせずにお絵描きに熱中
  • メッセージラインとボディのつながりが無い

これでは伝わる資料はつくれません。
スライドの構成要素には役割があります。

1-5.デザインの原則を知らない

  • ダラダラと無駄な文字
  • チカチカした色使い
  • ガチャガチャした不揃いな図形

スライドが汚いと、肝心の内容が頭に入りません

2.パワポ資料をつくる6つのステップ

パワポ資料をつくる6つのステップ

資料作成に向いてないと思っている人は、漏れなく我流です。
でも実は、ただ”ルールを知らない“だけ。

パワポの作成の”ルール”があります。
この6ステップでつくるだけで伝わる資料になります。

STEP
資料の目的を考える

はじめに、資料の目的を考えます。

  • ”誰に”、”何を”伝えたいのか
  • 聞き手に何をしてほしいのか(どうなってほしいのか)

これが資料作成の本質
目的が明確になるまで、決してパワポをつくってはいけません

もっと詳しく知りたい方には、こちらの記事を。

STEP
相手の事情を考える

ひとつのテーマでも、相手により、必要な説明は変わります。
例えば、一つの開発機能を説明するにも、聞き手により使う言葉、抽象度、求められる情報が変わります

相手言葉抽象度求める情報
経営層一般用語抽象売上、費用など経営目線の情報
事業部門(ユーザ部門)一般用語具体業務影響など業務目線の情報
開発ベンダ専門用語具体データ・ロジックなどシステム目線の情報
相手により必要な説明は変わる
STEP
資料全体のストーリーを考える

要な目次(要素)を考える
”資料全体で伝えたいこと”、”相手の立場”を考慮し、必要な要素や項目(目次)を考えます。

次ごとのメッセージラインを考える
目次単位で1スライドとし、目次ごとにメッセージラインを考えます。
メッセージラインとは、その1スライドで伝えたいメッセージ。
1枚のスライドで1つのメッセージです。(1スライド・1メッセージ)

トーリーをつくる
各項のメッセージラインをつなげ、ストーリーを組み立てます。
自分が聞き手になったつもりでストーリーを確認、違和感があれば各項の順序を入れ替えます。

確認ポイント
  • ストーリーに一貫性があるか
    結論までのメッセージラインが違和感なくつながるか
  • 自然に論理展開しているか
    全体構造から各論へ段階的に論理展開しているか、前提情報を飛ばしていないか

ストーリーの作り方は、こちらの記事で詳しく解説します。

STEP
上司のレビューを受ける

この時点で、資料の中身は7割完成しています。

各スライドのデザインを考える前に、方向性を確認
大まかなズレを修正し、手戻りを防ぎます。

上司の立場でも、作りこまれた資料への指摘は気が引けるもの。
お互いに早めにすり合わせた方が得策です。

STEP
各スライドのラフスケッチを描く
中身を埋める

資料構成の大枠が定まったら、各スライドのラフスケッチを描きます。
パワポではなく手書きがポイント。

・・・面倒だと思いましたよね。
私も、はじめは信じられませんでした。

  • わざわざ紙に書く意味は?
  • 作業時間が増えるのでは?

でも、資料の目的、構成を練る前にパワポを使うとこうなります。

  • スライド1枚に集中し、全体構成を組み立てられない
  • 細かい装飾作業に気を取られ、時間を無限に浪費する

・・・心当たりがあるのでは。(笑)


スライド作成の基本、手書き作成の仕方は、こちらの記事で解説します。

こちらは、スライドの構成です。

  • タイトル
    このスライドで、何について語りたいのかを一言で。
  • メッセージライン
    このスライドで、何を伝えたいのか、伝えたいメッセージを一言、文章で書きます。
    基本的には1~2行までで表現。
    体言止めではなく、用言どめ(~をする・したい・となる)で書きます。
    体言止めだと、伝えたいことが曖昧になります。(自分でも曖昧になっていることが多いです)
  • ボディ
    メッセージラインの補足、解説、根拠を、図解、グラフ、表などで示します。 
  • ボトムメッセージ(必要に応じて)
    必要により、
     ・次のスライドへのつなぎ
     ・メッセージラインの補足
     ・当該スライドのまとめ
    などを記載します。
STEP
パワポで作成する

いよいよ、パワポを使ったスライド作成です。
すでにラフスケッチで中身は考えました。

あとは単純作業。すぐに終わります。

見やすいデザインの作り方、パワポの操作方法はこちらをご覧ください。

3.資料作成が得意になれば世界が変わる

世界が変わる

“自分に資料作成は向いてない“諦めるのはまだ早いです。

もっと早く資料作成が得意になっていれば、仕事に悩まずに済んだはず。

私は資料作成のコツをつかんでから、世界が変わりました。

良かったこと
  • 残業から解放された
    スライド5枚程度の資料なら30分もあれば作れます。(今までは5時間かかったと思います)
  • 社内調整のストレスから解放された
    いつも打ち合わせが紛糾していましたが、スムーズに社内調整がまとまるようになりました。

4.どうしても苦手を克服できない場合は人に頼る

人に頼る

そうは言っても、人には得意、不得意があるのも事実です。
この記事の内容を実践し、どれだけ努力しても苦手を克服できない場合は、人に頼るのも手です。

  • 得意な同僚に頼る
    自分は避けたい資料作成も、得意な人間にとっては何の苦でもありません。
    頼みにくければ、代わりに自分が得意な仕事を引き受ける等、トレードすると良いかもしれませんね。
  • 外注する
    最近はクラウドソーシングも普及してます。
    やクラウドワークスなどに資料作成を外注するのもひとつの手ですね。
    (登録無料)で外注する。
ココナラ(coconala)

5.まとめ

”伝わる資料”がつくれると、社内調整のストレスから解放されます。
ぜひ、実践してみてくださいね。

パワポ資料をつくる6つのステップ
  • 資料の目的を考える
  • 相手の事情を考える
  • 資料全体のストーリーを考える
  • 上司のレビューを受ける
  • 各スライドのラフスケッチを描く
  • パワポで作成する

記事を読んでも難しいなら、最近はオンライン学習も充実してます。(良い時代です・・・)

有名どころは、【Udemy】、
まずは無料会員でも使えるで試すのがおススメです。

リーマン17

これであなたも資料が作れない人から卒業です!

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うつ状態から生還し、今はふつうの生活をありがたく生きている「リーマン17(イチナナ)」です。

いちばんキツい時期はまさに四面楚歌。
絶対絶命。八方ふさがり。

会社員約20年、現在は情シス在籍。
仕事に悩むあなたに、ストレスから抜け出すための情報をお届けします。
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