パワポ作りの基本|”オシャレじゃなくても伝わる資料”を作る方法

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わかりやすいスライド
リーマン17(イチナナ)
うつ状態から生還し、今はふつうの生活をありがたく生きている「リーマン17(イチナナ)」です。

いちばんキツい時期はまさに四面楚歌。
絶対絶命。八方ふさがり。

会社員約20年、現在は情シス在籍。
仕事に悩むあなたに、ストレスから抜け出すための情報をお届けします。

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時間をかけてキレイに作った資料。”何が言いたいの?”と言われたことはありませんか?

せっかく終電まで残業したのに・・・。
無駄なことに時間は使いたくないですよね。

過去の私は、オシャレな資料を目指していました。

でも実は、資料にオシャレは不要です。

必要なのは伝わる資料です。

ここで話す技術を得れば仕事がラクになりますよ。

この記事を読んで欲しいひと
  • 時間をかけてキレイな資料をつくったのに”何が言いたいの?”と言われる人
この記事を読むと得られること
  • 伝わる資料の作り方がわかる

はじめに結論。資料作りの基本はこちらです。
・スライドの構造を理解すること
・メッセージラインに合わせたボディを書くこと

タップできる目次

1.伝わらない資料は構造の原則を無視している

伝わらない資料は、スライド構造の原則を無視しています。

1-1.メッセージライン、ボディが機能していない

リーマン17

・・・この資料は、そもそもメッセージラインがありませんね。

ありがちなのはメッセージラインが無いスライド。
これを例えるなら、ステーキランチのステーキ無し、付け合わせのコーン大盛り状態です。

メッセージライン(ステーキ)無しのボディに意味はありません。

他には以下のようなケースもよく見ます。

メッセージラインとボディとの一貫性が無い(ちぐはぐ)ケース

メッセージラインがおまけになっているケース

メッセージラインとボディの構造を理解しなければ、伝わるスライドは作れません。

1-2.効果的なボディを使えていない

例えば、こちらのスライドを見てみましょう。

  • メッセージライン
    A方式からB方式に変更する
  • スライドの目的
    聞き手に”A方式からB方式に変更すること”を理解してもらうことです。

ところが例示したスライドでは、

  • “A方式とは何か”
  • “方式変更により何が変わるか”

この説明が無いので聞き手は理解できません。

1-3.無駄な情報が多くなる

メッセージラインと関係の無い情報をボディに詰め込むケースもあります。

メッセージがブレるので、伝わらないスライドになります。

2.伝わる資料作りの基本

伝わる資料の基本を見ていきましょう。

2-1.パワーポイントの構造を理解する

パワーポイントのスライドは4つの要素で成り立っています。

  • タイトル
    このスライドで、何について語りたいのかを一言で書きます。
  • メッセージライン
    このスライドで、何を伝えたいのか、伝えたいメッセージを一言、文章で書きます。
    基本的には1~2行までで表現します。
    体言止めではなく、用言どめ(~をする・したい・となる)で書きます。
    体言止めだと、伝えたいことが曖昧になります(自分の頭の中でも曖昧になっていることが多いです。)
  • ボディ
    メッセージラインの補足、解説、根拠を、図解、グラフ、表などで示します。 
  • ボトムメッセージ(必要に応じて)
    必要により、
     ・次のスライドへのつなぎ
     ・メッセージラインの補足
     ・当該スライドのまとめ
    などを記載します。


スライド構造で、一番大切なことは、メッセージラインとボディの役割分担です。

スライドのメインはメッセージライン。ボディは補足です。

大切なのでもう一度。

スライドのメインメッセージラインボディ補足です。

この構造が理解できない限り、絶対に伝わる資料は作れません。

  • スライドで伝えたいことをメッセージラインに書く
  • メッセージラインの補足をボディに書く

つまり、メッセージラインがより伝わるための補足がボディです。

  • 直感的にイメージできるよう図解や表(構造化)を書く
  • メッセージラインの根拠を示すために数字(グラフ等)を書く

パワポの強みは視覚的な見せやすさにあるのでボディは大切なパーツ。
その一方で、パワポの機能に振り回されると伝わらない資料になります。

具体と抽象の考え方を理解すると、メッセージラインとボディの関係性も理解が深まります。

「具体⇄抽象」トレーニング著:細谷功
メッセージラインとボディの関係は、
抽象(要は:メッセージライン)と具体(具体的には:ボディ)の関係に成り立ちます。
※個人的には、資料作成に限らず、世の中のほとんどの事柄がこの構造で説明できると思っているので、ぜひこちらの書籍を一読いただくことをお勧めします。

2-2.効果的なボディを作る

効果的なボディとはメッセージライン引き立てるボディです。

図解・表・グラフなど、ボディには種類があります。

刺身にはつまが合うし、ステーキにはコーンが合います。
メイン(メッセージライン)により、相性のよい付け合わせ(ボディ)があります。

この記事では、とくに私が多用する”表形式+図解”の解説をしますね。
“表形式”は汎用性が高いです。

縦軸と横軸に中身を収めれば、視覚的にわかりやすく示せます。

テキストのみと表形式のスライドを比較してみますね。

テキストのみでボディ作成したスライド

”表形式+図解”でボディを作成したスライド

表形式の方がパッと見て理解できますよね。

2-3.実践編、具体的な作り方

では実際に、スライドを作製してみましょう。
まずは手書き(ラフ)で作ります。

STEP
タイトルとメッセージラインを書きます。ボディは後です。
タイトルとメッセージライン
STEP
ボディを書きます。

メッセージラインを伝えるために必要な要素(連携パターン(A/B)、書く方式の概要、イメージ、変更点)を考えて、外枠から書きます。

フレーム
STEP
最後に枠の中身を埋めます。
中身を埋める

これをパワポに落としてスライド完成です。

3.まとめ|伝わる資料の基本はスライド構造の理解

伝わる資料作りの基本はこちらです。

・スライドの構造を理解すること
・メッセージラインに合わせたボディを書くこと

リーマン17

これを実践すれば「何を言っているのか分からない」とは言われません。

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