明日、休日出勤できるか?
・・・!
ええっと・・・(明日は予定があるのに・・・)
あきらめないでください!
よい断り方がありますよ!
週末はどんな休日を過ごすつもりでしたか?
ただでさえ平日の激務でクタクタなのに、せっかくの休日にまで出勤なんて最悪ですよね。
今回は、上司が“スッと”納得する休日出勤のうまい断り方をお話しします。
この断り方を実践すれば
- 休日を楽しみながら
- 職場の人間関係も守る
ことができます。
上司に休日出勤を頼まれて困っているなら、今回の記事がお役に立つはずです。
もしも毎週のように休日出勤をしているなら、下の記事がおススメです。
1.休日出勤の断り方の秘訣
さっそく結論。休日出勤を断る秘訣はこの2つです。
1-1.自分以外の何かのせいにする
休日出勤を断るポイントは、上司が納得できる理由を使うことです。
たとえば、こんな理由で断れば、今週末の休日出勤は確定ですよね。(涙)
- 買い物に出かけようと思ってて・・・
- 買ったばかりのゲームがしたくて・・・
- 一日中ネットフリックスを見たくて・・・
でも、こんな理由ならどうでしょう。
- こどもの行事があって・・・
- 通院の予約をしてて・・・
- 実は今日も体調が悪くて・・・
“まぁそれなら仕方がないか”と思ってくれそうじゃないですか?
納得できる理由の共通点は、休日出勤を断る理由が”自分の意志でない何か“であること。
- こどもの行事があって・・・
→学校のせい - 通院の予約をしてて・・・
→病院のせい - 実は今日も体調が悪くて・・・
→体調のせい
自分にはどうにもできない“ハードルの高さ”が肝(キモ)です。
1-2.人間関係をつくっておく
休日出勤を断ることに限らず、何かを頼む・断るときは、人間関係が土台です。
たとえば、自分が後輩に頼みごとをするときも、信頼関係のある後輩が断るなら“仕方ないか”と思いますが、信頼関係のない後輩が断ると“ムッ”としませんか?
上司との人間関係があれば、こちらの言い分も聞いてくれるはず!
2.休日出勤の”断り方”の重要性
休日出勤を断る成否のカギは”断り方”にあります。
2-1.休日出勤の”断り方”の重要性|人は情報で判断する
同じ意味でも“言い方ひとつ”でガラッと印象が変わります。
なぜなら、人(上司)はインプットした情報で判断するから。
情報(“断り方”)をもとに、私たちが、
- どう思いながら
- どんな理由で
- どのように考えて
断ったのかを、上司は判断します。
なので、”断り方”次第で、
- 休日出勤を避けられるかもしれないし
- 休日出勤を避けられないかもしれません
2-1.休日出勤の”断り方”の重要性|断り方の例文-悪い例と良い例
たとえばこの2つの断り方。印象が違いませんか?
悪い例文
断り方の例文-明日ですか。明日は予定があるので無理です・・・。
良い例文
断り方の例文-申し訳ありません。明日は子どもの行事がありまして。
今日は残業できるので、私に手伝えることがあればおっしゃってください。
上司の心の中
2つの断り方に対して、上司がどう思うか。心の声を想像してみますね。
断り方 | 上司の心の声 | |
明日ですか。明日は予定があるので無理です・・・。 | どう思いながら | 明らかに嫌がってるな。詫びの一言も無いし。 |
どんな理由で | 何の予定かわからないけど、仕事より大切なことなのか | |
どのように考え | 自分の事しか考えてないな | |
今日は残業できるので、私に手伝えることがあればおっしゃってください。 | 申し訳ありません。明日は子どもの行事がありまして。どう思いながら | 謝ってるし。悪いとは思ってくれてるんだな。 |
どんな理由で | 子どもの行事なら仕方ないか | |
どのように考え | やる気はあるみたいだし、気を使ってくれてるな |
ひとつの主張でも、相手がどう受け取るかは、“断り方”次第ってことですね!
3.休日出勤の断り方
ここからは、断り方のポイントをもっと具体的にお伝えしますね。
3-1.休日出勤の断り方|構造
どんな断り方なら上司は納得できるか。
さきほど例にあげた“良い断り方”をもとに”構造”をひも解きます。
良い例文
断り方の例文-①申し訳ありません。
②明日は子どもの行事がありまして。
③今日は残業できるので、私に手伝えることがあればおっしゃってください。
分解すると”①お詫び“+”②理由”+”③代案”の3つの要素で成り立ちます。
各要素の意味(効果)はこのとおり。
- ①お詫び
→上司の溜飲を下げる - ②理由
→上司の疑問(休日出勤できない理由)を解消 - ③代案
→誠意や責任感、代わりに提供できる価値を示す
この構成なら、大きな失敗はありません。
3-2.休日出勤の断り方|言葉選び
言葉選びは重要です。
なぜなら、人は言葉で会話をするから。
・・・当たり前すぎるので、たとえ話が必要ですね。^^;
普段の会話でも“そんな言い方しなくても・・・”と思うことはあるはず。
たとえばこれ、意味は同じでも言葉を変えるだけで印象が変わります。
印象の悪い言葉 | 配慮のある言葉 |
おい、おまえ | XXさん、ちょっといい? |
これやっといてくれ | これお願いできる? |
これじゃダメだな | こうするともっと良いよ |
結局、選んだ言葉に相手への配慮が現れるんですよね!
3-3.休日出勤の断り方|反応に対応する
一方的に断るだけでなく、上司の反応を見ることも大切です。
なぜなら、断ったら終わりでなく、結局は上司が納得するかが全てだから。
たとえば、断る最中に上司が疑念を示したとき、無理なゴリ押しは状況を悪化させます。
上司が反応したポイントに対し、
- お詫びをしたり
- 詳しく説明したり
- 代案を提案したり
疑念の解消が、上司を納得にいざないます。
うまく断るには、相手の反応にも要注意ですね!
3-4.休日出勤の断り方|言い訳7選
ここまでのポイントを抑えても、理由(言い訳)次第では納得を得られません。
1-1.自分以外の何かのせいにする のとおり”自分の意志でない何か“を理由にするのがポイント。
過去に使った言い訳を7つ厳選して紹介しますね!
①病院の予約
その日は通院の予約をしてまして
病院は混雑して予約がとりずらいもの。健康にかかわることですし、納得しやすいですよね。
②体調不良
実は今日も体調が優れなくて
体調不良の人間に休日まで働けと言う上司は人間ではありません。(怒)
③こどもの行事
その日はこどもの学校行事がありまして
とくに子どもがいる上司なら理解してもらえるはず。(人間の血さえ通っていれば)
④家族の看護
妻が体調不良でして
人の奥さんが体調不良だと言っているのに休日出勤を強いる人は鬼です。
⑤実家への帰省
実家に帰省する予定がありまして
実家側の都合もあるので理解を得やすいでしょう。
⑥旅行の予約
旅行の予約をしてまして
同行者の都合やキャンセル料もあるので気を使うはず。
⑦工事や点検
工事(点検)の立ち合いをしないといけなくて
平日は仕事だから土日に約束したものをズラせとは言わないですよね。
4.休日出勤を断るリスクと断り方
上手い断り方で上司の納得は得られても、休日出勤を断ることは、職場での立場を悪くするかもしれません。
リスクを理解し、対策をとることで、リスクを最小化できます。
4-1.休日出勤を断るリスク|立場が悪くなるかも
休日出勤を下手に断ると“ただ嫌で断っている“と思われ、職場の人間関係や評価を悪くするかもしれません。
なぜなら、休日出勤を断ると誰かにしわ寄せがいくのは事実だから。
せっかく休日出勤から逃れても、周囲から“白い目で見られる”のは避けたいですよね。
4-2.休日出勤を断るリスクへの対策|代案を提案する
そこで、私たちにできる対策は、代案(提供できる価値)の提案です。
私たちに期待されるのは労働と成果。
たとえ休日出勤を断ったとしても、同等の働きさえすれば文句は言われません。
たとえば、こんな感じで穴埋めができますよね。
- 別の日なら休日出勤できる
- 平日の残業ならできる
- 休日出勤できる人の仕事を一部引き取る
5.まとめ|休日出勤のうまい断り方で休日を堪能しよう
会社員にとって、休日は貴重な時間です。
せっかくの休日にまで働くなんて悲しすぎます。
この休日出勤の断り方で、充実した休日を過ごしてくださいね。
もし、毎週のように休日出勤を頼まれるようなら、今回の断り方でも断り切れないですよね。
もしそうなら、この記事がヒントになるかもしれません。
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