- 仕事が終わらない・・・
- あの仕事、明日までにできるか?
- 明日の会議は、また揉めそうだな・・・
- 数時間後には、あの上司と顔を合わせるのか・・・
せっかくの休日なのに、
- 仕事のことが頭から離れない
- ぐるぐる同じことを考え、頭がパンク寸前
こんな状態ではありませんか?
私も仕事のことが頭から離れず、追い詰められた経験者です。
そんな私が辿り着いた真理。
私の経験談をあなたに共有します。
いまは信じられないほどお気楽な毎日です。
なぜ、仕事のことが頭から離れないのか?
本当に大切なことは、たったひとつ。
ほんの少し思考をズラすだけで、頭の中から仕事が消えます。
私が悩み抜き、辿り着いた境地。(血の涙)
この記事が、仕事に押し潰されそうなあなたの役に立てば嬉しいです。
1.仕事のことが頭から離れない人に贈る本当に大切なたったひとつのこと
はじめに結論です。
仕事のことが頭から離れないあなたに、本当に大切なたったひとつのことを贈ります。
“あなたが責任をとるべきは自分の人生“です。
仕事の心配事で頭が埋め尽くされるあなた。
“仕事への責任感が強い”証拠です。
でも、頭を仕事が占め、苦しくて仕方が無い。
もしそうなら”人生を仕事に支配“されてるとも言えますよね。
その責任感は、仕事でなく、自分の人生に向けると楽になりますよ。
経営の責任は、最終的には社長がとります。
でも、人生の責任は自分にしか取れません。
“そんなこと言われても…”
そう思うあなたも大丈夫。
納得できるようお話ししますから、最後まで読み進めてみてくださいね。
2.仕事のことが頭から離れないのは、あなただけではない
仕事のことが頭から離れず、不安な時間を過ごすのは、あなただけではありません。
みんな同じだと知るだけでも心が軽くなります。
2-1.仕事のことが頭から離れないネット上の声
SNSはこんな声にあふれています。
- 休日なのに仕事のことばかり考えてしまう…
- 仕事がプライベートに侵食してくる…
2-2.仕事にストレスを感じる人の割合
厚生労働省によれば、仕事のストレスを抱える労働者は2人に1人
仕事がつらいのは、あなただけではありません。
厚生労働省:職場におけるメンタルヘルス対策の状況
2-3.仕事のことが頭から離れない体験談
私自身も、仕事のことが頭から離れず、苦しんだ経験者です。
- 毎日、期限に追われ
- 毎日、隙間なく詰め込まれた会議を進行し
- 毎日、何度も関係者と揉め
- 毎日、終電まで残業し
まさに地獄。
- 会社につくまでの通勤時間
- 就寝するまでの私生活
- せっかくの週末
仕事以外の時間も仕事が気がかりで、ずっと死んだ魚のような顔をしていました。
生きている意味すら、わからなくなっていました・・・
3.仕事のことが頭から離れないときの危険な行為と放置した末路
仕事のことが頭から離れない状態は、限界寸前。
このときの危険な行為と、放置した末路をお伝えします。
3-1.仕事のことが頭から離れないときのNG行動
勤務時間外に、仕事のメールチェックや仕事の段取りを考えていませんか?
わかります。仕事をさばくには時間が足りませんよね。
休日も気が休まらないあなたには、こちらの記事もおススメします。
3-2.仕事のことが頭から離れない状態を放置した末路
仕事のことが頭から離れない状態を放置すると、最悪の末路をたどります。
これは実際に、私の身に起きた異変です。
- 倦怠感が抜けず、常にやる気が出ない
- 朝、布団から出られない
- 頭が回らない
- 会議に集中できない。
- 話しかけられても押し黙ってしまう
- メール、チャットに返信できない
- 電話に出られない
- 止まらない冷や汗
限界を感じて病院に行くと、うつ状態と判明。
人生が終わったと思いました。
いままでは、同僚が休職しても他人事。
まさか、自分の身に降りかかるとは思いもしませんでした。
誰もがこの末路をたどる可能性があります。
4.仕事のことが頭から離れない人の共通点と職場環境の共通点
ここからは、なぜ、仕事のことが頭から離れないのか。
あなたの頭を仕事が支配する理由をお話しします。
要因は2つです。
4-1.仕事のことが頭から離れない人の共通点
私の経験や倒れた同僚の共通点を考えました。
4-1-1.責任感が強すぎる
私たちは責任感が強く、期待に応えるべく努力を尽くします。
ところが、責任感が強すぎる人は、自分を犠牲に責任を果たそうとします。
- 身体がだるい。熱もあるけど今日は重要な打ち合わせだ・・・
- XXさんの仕事が溜まっている。フォローしなければ・・・
- 明日が期限、今日も残業だ・・・
4-1-2.完璧主義すぎる
私たちは自分に厳しく、最高の成果を追求します。
- ミスが許せず何度も見直し、時間がかかる
- 自分が納得できない限り、仕事を終えられない
- 同僚の仕事ぶりにも納得ができないとストレスを感じる
完璧主義がゆえに、理想と現実の狭間に頭を悩ませます。
4-1-3.心配性すぎる
慎重に進めたくて、心配事が頭の中を占めます。
- もし、資料に誤植があったら・・・
- もし、会議が揉めたら・・・
- もし、上司に怒られたら・・・
- もし、トラブルになったら・・・
つねに、気が張り詰めています。
4-1-4.人の目を気にしすぎる
私たちは、上司や同僚の言動を機微に察し、必要以上に気にします。
- 会議での発言
- メールやチャット
- 飲み会での振る舞い
あらやるコミュニケーションで、
- さっきの言い方、失礼だったかな・・・
- 使えないヤツだと思われたかな・・・
答えのない悩みを、グルグルと反すうします。
4-1-5.他人を頼れなさすぎる
私たちは他人を頼れず、ひとりで抱え込みます。
手に負えない仕事や、多すぎる仕事量。
- 進捗はどうだ?
- 問題は無いか?
- 1人でできそうか?
これらの質問には、
“大丈夫です”
そう答えます。
ダメでも、そう答えます。
助けを求められず、孤独に仕事をします。
4-1-6.働きづめで休めてなさすぎる
最後は、シンプルに働きすぎです。
働きづめで、頭の切り替えができません。
プライベートと仕事の境界が溶け、仕事が頭を侵食します。
4-2.仕事のことが頭から離れない職場の共通点
ここからは、職場環境の共通点を整理します。
4-2-1.仕事量が多すぎる
職場の仕事量が多すぎると、必然的に個人の仕事も多くなります。
たとえば、
- メンバー全員の残業が常態化
- 休日出勤やサービス残業も当たり前
- それでも期限超過が起きる
こんな環境なら組織に問題あり。
“会社が”キャパオーバーを起こしています。
休日出勤が常態化しているなら、この記事も覗いてみてください。
4-2-2.仕事が難しすぎる
自分の能力に対し、仕事が難しすぎると仕事が終わりません。
- 問題解決できず悩む
- 悩むうちに新しい仕事が生まれる
このループで仕事は山積み。
勤務時間外や休日も、仕事のことが頭から離れずに悩み続けます。
4-2-3.職場の人間関係が悪すぎる
苦手な上司や同僚がいると、仕事が進みません。
- 何を言われるか不安で相談もできず
- 怒られないか怯えて身動きもとれず
- 嫌味や厳しい言葉を言葉をかけられる
職場にいるだけでストレスを感じます。
休日にまで、苦手な人の顔が頭に浮かび、消えてくれません。
ひとつでも、共感する点はありましたか?
もしそうなら、これから紹介する解決策も効果があるはずです。
5.仕事のことが頭から離れない人に贈る解決策
ここからは、私流の解決策を紹介しますね。
ほんの少し、思考を変えるだけです。
5-1.仕事のことが頭から離れない状態から逃げる思考法
起きる事象は変えられません。
でも、思考を少し変えるだけで、楽になります。
5-1-1.自分はただの従業員
休日にまで仕事のことを考える責任感の強さは誇るべきです。
でも、責任感は仕事でなく自分に向ける方が、楽になれますよ。
•••そうは言っても、長年かけて培った仕事への責任感を、簡単には忘れられませんよね。
大丈夫です。ちょっとだけ、カタイ話をしますが、ていねいにお伝えします。
はじめに、私たちはただの労働者です。
会社は”株主のもの”。
これが前提です。
株主に代わる会社の運営者が“取締役”。
運営責任は取締役にあります。
つまり私たちは、罪でも犯さない限り、経営に責任を負いません。
ちなみに、何気なく“社員”と言いましたが、正確には私たちは”社員”ではありません。
本来、社員とは”株主”をさします。
社員とは会社に勤める人を言うことが多いが、本来は社団の構成員や株式会社の株主である出資者を指す言葉です。
「会社員」「労働者」「従業員」「社員」「職員」の違いは?
私たちは、法律上は”労働者”。
“労働者”は商法上、備品(パソコンなど)と同じです。
事実を整理すると、いち労働者が責任を負うことの異常さがわかります。
“・・・パソコンと一緒?”
違和感を覚えたかもしれません。
もちろん、私たちは人間です。
でも聡明なあなたなら、冷静に理解できるはず。
感情論は切り分けましょう。
“会社の仕組み”として、私たちに”仕事の責任はない“です。
その一方で、人生の責任者は自分。
“自分にしか”責任をとれません。
会社のために自分を犠牲にする前に、その責任感を自分に向ける方が、楽になりますよ。
5-1-2.世界は失敗でできている
理想を追うからこそ、すばらしい成果が生まれます。
でも、失敗を過剰に恐れなくても大丈夫。
失敗は成功のもと。
世界は失敗でできています。
歴史は人類の失敗の繰り返し。
いま、今日も、誰かが失敗しています。
もっと言えば、私たち凡人だけでなく(みなさんを凡人と決めつけてすみません)、
スーパーエリート(官僚、経営者、医者・・・)ですら失敗します。
凡人は失敗して当然。
私たちの失敗は些細なものです。
(人命に関わる仕事に従事している方には、該当しないかもしれません)
私のお粗末やらかしエピソードはこちらです。
5-1-3.心配事の9割は起きない
慎重さのおかげで、防げた失敗もありますよね。
”心配しすぎだよ”
そうアドバイスをされても、
“当事者じゃないから簡単に言えるんだ!”
そう言い返したくなりますよね。
心配になる気持ちはわかります。
でも実は、心配事のほとんどは起きません。
ペンシルバニア大学のボルコヴェックらの研究によると、心配事の79パーセントは実際には起こらず、しかも、残りの21パーセントのうち、16パーセントの出来事は、事前に準備をしていれば対処が可能。つまり、心配事が現実化するのは、たった5パーセント程度という結果を導き出しました。
プレジデント ウーマン-科学が証明、「不安だ」を「〇〇している」に言い換えるだけで実力が3割増しになる
9割は言い過ぎかもしれません。
でも、わずかな可能性に神経をすり減らすのも、つらいですよね。
もし失敗しても私たちに責任はありません。
自分を許してあげましょう。
5-1-4.承認欲求を捨てる
承認欲求はくせものです。
ベストセラー”嫌われる勇気
【哲人】
嫌われる勇気
いったいどうして人は他者からの承認を求めるのでしょうか?
多くの場合それは、賞罰教育の影響なのです。
適切な行動をとったら、ほめてもらえる。不適切な行動をとったら、罰せられる。・・・
【青年】
身近なひとから受け入れられないと思うこと、これは当たり前の欲求です!
【哲人】
あなたは大きな勘違いをしている。いいですか、われわれは「他者の期待を満たすために生きているのではない」のです。
人間関係の悩みは、他者の目に捉われ、良い人であろうとした結果です。
- “他者の評価を気にせず”
- “他者から嫌われることを恐れず”
- “自分の生き方を貫く”
そんな生き方ができたなら、人間関係の悩みは消えます。
“言うは易く行うは難し”ですよね。
それでも、人間関係の悩みに直面したとき、この思考を思い出すだけで心が軽くなりますよ。
5-1-5.人は迷惑をかけながら生きる
“人に迷惑をかけてはいけない”
私たちは幼いころに、しつけられました。
この教えは、半分正解で半分間違いです。
社会では他者を気遣うべきという意味では正解。
ただ、この世界に、誰にも迷惑をかけずに生きる人間が存在するでしょうか。
人は、人に迷惑をかけながら生きます。
他者に感謝をしながら生きる方が、ずっと楽だし、お互いに気持ちがよいと思います。
5-1-6.仕事は終わらなくても帰ってよい
- 仕事が終わらず上司や同僚も残業
- 終電までPCにしがみ付くしかない
- それでも仕事が終わらない
こんな状態で連日の残業。
“たまには早く帰ったほうが良い”
そう言われても・・・
- 仕事が終わらないと怒られる
- 仕事が終わらないと迷惑をかける
- 仕事が終わらないと損害が出る
“帰れない”と思うかもしれません。
もしも、一時的な残業ならもうひと踏ん張りです。
でも、1か月のうち1日も定時に帰れないなら、職場に”問題“があります。
個人の努力だけで仕事は終わりません。もう帰りましょう。
5-2.仕事のことが頭から離れない環境から逃げる方法
これまでに紹介した思考法が通用しなければ、その環境から逃げるしかありません。
5-2-1.今の職場を離れる
あなたの状況別に、職場との距離の取り方をまとめました。
限界を超えてからでは、手遅れになるかもしれません。
はやく動きましょう。
あなたの状況 | 距離の取り方 | 内容 | 実行のハードル | 効果の継続期間 |
まだ限界を超えていない人 | 休暇 | 定期的に休暇を取得、心身を休めましょう | 低い | 短い |
異動 | 上司との面談など、機会を捉え、異動を相談しましょう | 低い | 長い | |
転職 | 正常な職場に転職しましょう | 高い | 長い | |
限界を超えた人 | 休職 | まずは病院へ。すこし休みましょう。 | 高い | 短い |
退職 | 失業手当、傷病手当など、当面の生活を工面する制度もあります。 | 高い | 長い |
5-2-2.逃げ道を確保する
限界を超える前に、逃げ道を確保しましょう。
仕事がつらいのに逃げられない。
この状態が精神的に一番つらいですよね。
私も、会社を辞めたら人生が終わると思い、つらさを堪えて会社にしがみ付きました。
実は転職エージェントに登録するだけでも選択肢ができます。
会社に依存せずに済み、心が軽くなります。
私もはやく気づけばよかったです。
6.仕事のことが頭から離れない状態から脱出したあとの世界
私はこれらを実践し、いまはノンストレスで仕事をしています。
以前とは、世界が変わって見えます。
- 仕事中の動悸や頭痛、倦怠感は消えました
- 友人や妻から心配されなくなりました
- 子どもと心から笑いながら遊べています
自分の人生。
生き方は自分次第です。
7.まとめ|仕事のことが頭から離れないときは気楽にいきましょう
さいごに、仕事で苦しくなったときに、私が心の支えにする言葉を紹介します。
大丈夫。仕事では死なない
- 失敗しても大丈夫
- 期限を超えても大丈夫
気楽にいきましょう。
あなたの心が軽くなれば嬉しいです。
仕事のことが頭から離れず、休日も憂鬱なあなたには、こちらの記事もおすすめです。
コメント