- まだ終わらないの?
- いつできる?
- いまの状況は?
“そんなに急かさないでください!”
仕事で急かされるのが苦手な私は、心の中で叫んでいました。
そんな私がなぜ、いまでは穏やかに仕事ができるのか?
今回は“急かされるストレスに負けない4つの思考”をご紹介。
心がザワつくあるあるエピソードも添えてお話しします。
もう仕事が嫌になった人には、こちらの記事もおススメです。
1.仕事で急かされるストレス|あるあるエピソード
私は、仕事で急かされるのが大の苦手。
いま思い出しても心がザワつくエピソード4選をお話しします。
急かされると逆に仕事が遅くなるのでやめて欲しいです。(切実)
1-1.ミスが増える
仕事で急かされると、ミスが増えます。
あるプロジェクトのリリースが、事業部門の要望で早まることに。
当初計画では3か月の作業期間が、1か月に短縮されました。
毎日の進捗会議で詰められます。
とにかく時間が足りません。
期限を守るには、雑にさばくしかありません。
ところが、いい加減な仕事が原因でミスが激増。
さらに仕事が増える悪循環です。
1-2.パニックになる
仕事で急かされると、パニックになります。
ある日の朝、自席に座ると上司に声をかけられます。
“経営会議の資料を作成してくれ”
上司は言いました。
(重い資料だな・・・)
かしこまりました。
期限はいつですか?
今日の11時まで
・・・ん?あと2時間?
“バクバク”
心臓が音を立てます。
パニックでどうすれば良いかわかりません。
30分間隔で上司は急かします。
“今やってますよ!“
そう叫びたくなります。
1-3.計画が崩れてどうでもよくなる
仕事で急かされると、計画が崩れます。
先ほど話したあるプロジェクトの話です。
当初計画の3か月を1か月に早めると言われても、非現実的です。
期限超過や品質低下のリスクは許容したうえでの判断ですか?
経営指示だからやるしかない
えぇ・・・。まぁ、どうでもいいや。
緻密にたてた計画を壊され、どうでもよくなります。
1-4.仕事の優先順位がわからなくなる
タイミング悪く、納期が重なる複数の仕事を持つことになりました。
同じ納期なので、仕事の優先順位に悩みます。
“何から手を付けるべきか”
悩むうちに時間だけが過ぎます。
仕事はどんどん積み上がり、仕事に溺れます。
2.仕事で急かされるストレス|ストレスを感じやすい人の特徴
なぜ、私たちは急かされるとストレスを感じるのか。
これからお話しする“特徴”に当てはまるなら、あとで話す”ストレスに負けない4つの思考”が役立つはずです。
2-1.完璧主義
日本人は完璧主義の人が多いです。
私もそうでした。
- 後からミスが発覚したらどうしよう
- こんなことも確認してないのかと思われたらどうしよう
不安な点は、納得できるまで確認しないと安心できません。
でも、急かされると時間が足りません。
無理に急いだ結果、品質を犠牲にし、私たちはストレスを感じます。
2-2.繊細気質
繊細なあなたは、急かされると相手の感情を読みます。
- 怒らせてしまった?
- 仕事の遅いやつと思われてしまった?
- なにか自分に悪い点があったのか?
言葉の裏を考えすぎて自分を追い込み、ストレスを感じます。
つい、人の顔色を気にしがちですよね。
2-3.マイペース
私たちは急かされてペースが乱れることが苦手です。
慎重にことを運びたいので、石橋を叩いて仕事を進めます。
それなのに急かされると、自分の計画が台無しになるので、強いストレスを感じます。
2-4.マルチタスクが苦手
私たちは頭の切り替えが苦手です。
ひとつの事をじっくりと時間をかけて考えるタイプ。
思考の最中に他の仕事が差し込まれると、考えが途切れます。
“何を考えてたんだっけ・・・。”
思考の再開が脳にストレスを与えます。
3.仕事で急かされるストレス|ストレスに負けない思考法
では、”仕事で急かされるストレスに負けないため”の方法をお話しします。
ちょっとした思考が心に落ち着きをもたらしました。
3-1.完璧主義をやめる
“仕事のクオリティは高いほど良い”と思っていました。
もしも私が職人なら、品質を追求して見える世界もあると思います。
でも、私は会社員です。
会社員の仕事は“期限内”に“必要な品質”で仕上げること。
過剰な品質は誰も求めていません。自分を追い込むだけです。
実は、必要最低限の品質で十分なんですよね。
3-2.鈍感になる
人間は、思ったよりも他人に興味がありません。
仕事を急かされたとき、自分への攻撃と深読みするかもしれません。
でも実は、気にしすぎです。
もしも”仕事の遅いヤツ“と思われても問題無いです。
社内で高い評価を得たとして、どうせ会社員の生涯賃金は知れてます。(夢が無いですけど)
自分で自分を認めれば充分です。
仕事のミスに取り乱している方には、こちらの記事もおすすめです。
3-3.マイペースを貫く(急かす相手もわがまま)
できるなら、状況変化に合わせて柔軟に対応したいです。
でも、できないなら仕方ありません。
できないって・・・。
そんなワガママは許されませんよ・・・。
でも、こちらの都合も考えずに急かす”相手もわがまま”ですよね。
仕事をするのは自分です。
自分のペースで努力すれば十分です。
3-4.シングルタスクでよい
マルチタスクが苦手な人は、シングルタスクで大丈夫です。
“そうは言っても、じゃあどのように複数の仕事を同時に進めればよいの?”
そんなツッコミにお応えします。
1日を時間で区切り、シングルタスク化します。
たとえば、午前中は仕事”A”の時間と決めたら他のメールは全無視、午後に見ます。
マルチタスクが苦手な人は、その方がトータルで早く終わりますよ!
4.仕事で急かされるストレス|実はただの勘違い(急かされてない)に注意
仕事で急かされるストレスは、実はただの勘違い(急かされてない)かもしれません。
質問 | 勘違い意図 | 実際の意図 |
どこまで進んだ? | まだ終わってないのか? | 純粋に状況を知りたいだけ |
間に合いそう? | こんな進捗で間に合うのか? | もし困ってることがあるなら教えて欲しい |
いったん見せてもらえる? | 早く仕上がりを見せてくれよ? | 手戻りがないよう方向性を確認したいだけ |
まずは言葉のとおりに受け取り、素直に回答してみましょう。
5.仕事で急かされるストレス|まとめ
仕事で急かされるストレスに負けない思考法を紹介しました。
私たちは急かされるのが苦手。
急かされると心が乱され、焦りやパニックを起こし、ストレスを受けます。
“このストレスから逃れるにはどうすれば良いか”、私なりの答えをお届けしました。
ほんの少し考え方を変えるだけで、心を穏やかに仕事ができますよ。
ストレスに負けない4つの思考
- 完璧主義を辞める
- 鈍感になる
- マイペースを貫く
- シングルタスクでも良い
コメント